2017年10月23日

四国造型サミット


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高知県四万十町の海洋堂ホビー館にて「四国造型サミット」が開催されます。
私も久々にこうした場に出展しますので四国在住の方はもちろん遠方の方も無理して南国土佐へ足をお運び下さい。
80年代から近作までの作品を展示する予定です。メジャー・マイナーを取り混ぜて、さらにはキット化していない未発表作品も持って行きます。その中でも私のお気に入り、手持ちとしては“最古”となる30年前に作ったハリーハウゼン・プロップサイズの「MEDUSA」を初公開! 未完ですしプロップの形状にもほとんど拘っていませんがこの状態から手を入れる気がまったくしないので実質自分の中では完成しているのでしょう。
これはファンドで作っていますがその硬さはスゴイもので、他の粘土作品は歳月と共に風化して崩れてきていますが当時のファンドはビクともしません。今はまさしくMEDUSA自身が石のようになっています(^^;

11月4日(土)に行きます。
会場でダンディズム溢れる額の広めの髭面の男を見かけたら是非お声がけ下さい。

下記期間中の無料招待券が若干枚ありますので「絶対行く!」と断言できる方に送ります(^^)
omantaworld@yahoo.co.jp までご連絡を。

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四国造型サミット
期日:2017.11.3(金)~2018.1.22(月)
場所:海洋堂ホビー館四万十 企画展示室
0880-29-3355
開館時間:午前10時~午後5時
休館日:毎週火曜日 年末年始(12.28~1.1)


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2017年10月09日

消えゆく文化


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秋晴れのさわやかな一日、モーターサイクル・ツーリングによる幸福感はたとえがたい喜びです。
バイクに乗らない人は何がそんなにおもしろいのか・・・と思われるでしょうねぇ。

私は少々古いバイクに乗っていますがこうしたアナログの機械の故障を直せる技術者の方々は確実に減少しているようです。トラブルにあった時に最小限のチェックでどこが不具合を起こしているのか推理し(ここが大事!)次々と手を打って行く手際の良さは見ていて感心してしまいます。
コンピューター診断をしてデータを書き換え、パーツは丸ごと交換、これは果たして「修理」なのでしょうか? もちろんそういう車ばかりになっていく時代の趨勢は理解できますが、ガソリンに火をつけ爆発させピストンを上下させてクランクを回して走る! ある意味、野蛮とも言えるこうした車やバイクが好きな人も少数派とはいえ確実に存在するのです。数年後にはこうした車の新車販売は禁止される方向であると新聞で読みましたが時代に取り残されていく古き良きクルマ文化も引き継がれないのか・・・と思うと何とも寂しくなってきます。
技術はその人の死と共に消えていってしまうのですよ。

怪獣(個人的には1969年まで)造型というごく一部の、しかも世代の限定された文化はガソリン車同様、継承される事なく、この頃のムーブメントをリアルタイムで接した世代の死(2050年前後でしょうか?)と共に消えていくのでしょう。
それでいいし、またそうあるべきだとも思います。

PCのデータで立体を起こすなどというバカな話にはついていけません。
粘土で手をぐちゃぐちゃにし、時にはナイフで指を血まみれにしながら、なぜ思うような形にならないのか、煩悶、苦闘して形になっていくものこそ本来素人であった我々が手作業によって作り上げてきたガレージ文化であり、生きている間は守らなければいけないものなのです。
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2017年10月04日

ネクストを作ろう! 展示編


「ネクスト」は展示をどうしようか思案されている方もいるかと思います。
今回は展示の作例を紹介します。
これは一つの例ですからあくまでもご参考までに。
もちろんこういった処理をする場合は塗装前に行って下さい。

用意するものは
・角材2種
100mm×100mm・・・高さはお好みで。
25mm×25mm・・・下記支柱に合わせて。
・画材屋さんで売っている彫塑用支柱(金属製)
・支柱の穴に挿入する最適サイズのネジ

土台となる太い角材は200mm程度でカット。
今回はみんなの好きな縦の割れ目がある方を前方にしました。

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細い角材は支柱+ご尊顔に挿入する長さ分を考慮して長さを決めて下さい。

ご尊顔の下顎にもったいなくもドリルで穴を開けてしまいます。

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ご尊顔の展示具合が決まるわけなのでこの時のドリルの角度は十分に注意して下さい。
斜めに開けると最悪です。

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この穴に入れる細い方の角材の一端をドリルで開けた深さに合わせ削り出していきます。
ここはあせらず慎重に!

入れては出し、入れては出し、を繰り返しきつくもなく緩くもないちょうどいい感じに挿入できるまで調整します。
緩過ぎるのは何かと具合の悪いものです。

ちょうどよく挿入できるようになったら支柱に合わせた色に塗り、ネジ止めします。

下の角材にネジ止め。

ご尊顔を挿入して完成!

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ご成功を祈ります(^^)


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2017年09月17日

神を作る


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「ノアの神」の完成品制作依頼を頂きました。
かれこれ10年ほど前のキットでしょうか。久々に見る自分の手仕事に懐かしさを覚えます。
撮影に使用されたプロップは造型物としてはかなり寂しいものなのでほとんど無視して完全にオリジナルなものとして作っています。
タミヤさんにご協力頂き神殿も再現できるという画期的なものでしたが間違いなくキットより神殿制作の方が大変でしょうね(^^;
当時はピット星人の水着柄ベースを付けたり、今でも私のお気に入りのジャミラの墓碑銘を付けたり、セミ人間の透明スーツの図面を付けたり・・・と無茶で楽しい時代でした。

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発売当時、この「ノアの神とチャータム」のセットを購入するのはなかなか“勇気”がいる事だったかもしれませんが思い切って手に入れた方は今となっては幸運です。特にチャータムを森口さんに塗装してもらえた方は間違いなく宝物! 大切にして下さい。
(昨年刊行された「ウルトラマンの現場」の中でチャータムが7ページにわたって掲載され、結構な数の方からキットの在庫確認のメールを頂きましたがあるわけもなく丁重にお断りしました)

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神のトサカの後ろはもちろん削り落とします。
これにより原初のウルトラマンになるわけです(当時はこの状態では版権許諾されませんでした)。
ノアの神がエピソードに加えられた事で「ウルトラマン」は壮大な時間と空間の広がりを得る事になります。
何と重要なキャラクターでしょう!

数千年前に作られた石像はこんな感じに黒ずむかなあ・・・等とイメージしながら塗っています。
間もなく仕上がります。
神殿・チャータムと共に大事に飾ってもらえたらうれしい限りです。


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2017年09月05日

2017夏 WF雑感


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今回のWFで唯一入手したもの。
「The Mummy」のスカラベリング。
何だかんだで茂木さんのリング全てを揃えてしまいました(>_<)

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このリング、肝心の上の部分はエポキシ接着剤で付けているだけなのですぐ取れてしまいます。
今回もイベント中に付けていたらものの10分ほどではずれて気が付いたら指には真鍮のリングだけ…。あわててあちこちを探して見つけ出しました。
前回のリー版リングもあっという間にとれたなあ…(^_^;) 
でもそんな事はどうでもいいのです。とれたらもう一度付ければいい!
ガレージで細かい事をいうのは野暮というもの。買う側も粋にいきましょう。
だいたい今時〇版権でこんなものを作ってくれる人が他にいるでしょうか?
私はそのガッツを買うのです。

茂木さんにはまだまだ続けて欲しいと心底思います。
洋モノ好きな皆さん、是非応援してあげて下さい!

作品を発表するためにこの日を目指してさまざまな戦いが制作者個人の内面で行われてきたはずです。
ユーザー側も地方在住であったり高齢化で体調が思わしくなかったり・・・といろいろな事情で会場に来る人も減少している中、せっかく来場した以上、同窓会的雰囲気を味わうだけでなく(それも大事です)もっとしっかり展示作品を見て頂きたいものだなあと率直に感じました。
他ブースでも同じような意見をよく耳にしました。
現物が目の前にあるというのに写真だけ撮ってサッと帰るのではもったいないです。
じっくり鑑賞して制作者の「思い」を感じて下さい。
そして制作者に良い点・悪い点(言いにくいとは思いますが)を遠慮なくフィードバックしてあげて下さい。
そこで機嫌を損ねるような作者なら大したヤツではありませんから気にしなくて構いません。

本人が努力するのは無論ですが、大切なのは周囲からの的確な評価であったりするものです。
お客さんこそが作り手を育てるのです。




posted by omantaworld at 22:22| Everyday Life | 更新情報をチェックする