2018年01月16日

復活の日


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寒中お見舞い申し上げます。

バタバタと忙しかった昨年末に突如PCが壊れ、更に厄介な事にスマホまで紛失するという失態をやらかしました。
何せ必要な情報のほとんどがこのふたつに入っているわけで不便な事この上なし!

しかし日が経つにつれこの状況にすっかり適応し何の不自由も感じなくなりました。
むしろ身軽で気持ちいい。
ほんの一昔前まではこんなもんだったよなあ・・・と考えだすありがちな話。

年が明けつい先日あっさりスマホが見つかり急遽あちこちに連絡。
やっぱり必要か・・・と考えだすありがちな話。

更には悩みに悩んで結局PCまで買い換えてしまうありがちな話。

あまりにありきたりな人間になってしまった事に一抹の寂しさを禁じ得ません。

ああ、無限のチェーンリング・・・!

新作は次回更新時に!
posted by omantaworld at 23:15| Everyday Life | 更新情報をチェックする

2017年12月12日

老眼


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これはモノを作る者にとって本当に困った老化現象です。
近くにピントが合わせられないとGKのような比較的小型のものは作業ができません。
百均で買った老眼鏡をかければその間は何とかなるものの、後から老眼鏡をはずして全体を見まわすような時にまったく様子が異なって見え、あまりの印象の違いに愕然とすることもあります。
木を見て森が見えていないとはこの事で、老眼鏡をかけたりはずしたりの繰り返しです(>_<) 
あ~うっとうしい。
これを無理に何とかしようとすると作品は細部が甘くなるか巨大化します。もちろん意味のない細部は省略が当たり前です。ありもしない細部をでっち上げチマチマ表面をうるさく作り過ぎるのはもうやめましょう。
表現したいものを心の中にしっかり持ち、大きく形をつかんだ造型がしたいものです。
怪獣GKもそうなっていかないと衰退する一方です。

それはそうと先日その百均の老眼鏡をつい踏みつけてレンズ周りのフレームを折ってしまいました。
かけるたびにレンズがぽろりと落ちてきます。
とりあえず手元にあった瞬間接着剤で一時的にくっつけましたがすぐにまた折れてしまい、プラパテ、即重レジン・・・と盛りまくり今ではとんでもない形のフレームに変貌してしまいました。
見えればいいのでこんな杜撰な補修をして楽しんでいます。

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井上さんの粘土まみれの百均老眼鏡
10月末撮影。
この時の一連の写真が井上さんのガレージでの最後の写真となってしまいました。


posted by omantaworld at 22:27| Everyday Life | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

マラソンと怪獣造型


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しばらく前の話になりますが県内の小さなマラソン大会に参加しました。
快晴の強い日差しの下、走りながら「待てよ、怪獣造型家がこんなに健康的でよいのか?」という葛藤にかられました。

だいたい怪獣造型家たるもの、不健康でなければいけません。
青白い顔で頬はこけ、常に体のどこかに痛みを抱え、昼過ぎまで寝て夕方近くからごそごそ動き出し朝まで造型。
運動するなどもってのほか!
体を動かすのは家の中で一日50歩程度、毎日ダラダラ、一日でやった事といえばコンビニで発売前のキットのインストのコピーをするくらいで気がついたらもう夜中・・・。
Everyday will be like a Holiday!
これが正しい怪獣造型家のあり方です。
そういう意味ではおまんた結成当時の二人は、今写真を見返してもお手本のような不健康さでした。
あるお客さんからは「当時はブースにキットを買いに行きたくても近づけなかったものですよ」とまで言われました(>_<)

私が神戸にいた頃、井上さんは恐ろしく不健康な生活ながらよくプールに通っていました。
散々付き合わされましたがあの人が泳ぐ目的はかわいい女の子が平泳ぎをしているすぐ後ろについて一瞬開かれる股の間を水中からのぞくことです。
何というか男のロマンですねぇ…(^^;
私ももう今となってはモロはそれほど見たくない。水着越し、下着越し、それがいいのです。

まあそれはそうと、私自身はもう当時のような生活スタイルに戻る事はないでしょう。
若い作り手の皆さんは「造型(GK)で食べてやる!」などと馬鹿げた事を考えては決してダメですよ。
末は“作り手としての良心を捨てた造型をするようになる”か“廃人になる”かのどちらかです。

とりとめもなく考えていたらマラソンは無事完走できました(^^)


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2017年11月05日

四国造型サミット 開催!


11月4日(土)晴天に恵まれたこの日、出展者交流会に参加しました。

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20年ぶりに恩師のM先生がわざわざホビー館を訪ねて来て下さったので私は出展者との交流はそっちのけで先生とひたすら思い出話、今後の歯科医療の話をしました。良くも悪くもネットが歯科医療の世界をもガラリと変貌させてしまったようです。話を聞きながらアナログな時代しか知らない私は驚きの連続でした。
M先生は一生を歯科医療に捧げる事ができた非常に幸せなかたです。

秋の一日、私は造型とはまったく関係のないところで心が満たされました。

posted by omantaworld at 19:51| Everyday Life | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

消えゆく文化


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秋晴れのさわやかな一日、モーターサイクル・ツーリングによる幸福感はたとえがたい喜びです。
バイクに乗らない人は何がそんなにおもしろいのか・・・と思われるでしょうねぇ。

私は少々古いバイクに乗っていますがこうしたアナログの機械の故障を直せる技術者の方々は確実に減少しているようです。トラブルにあった時に最小限のチェックでどこが不具合を起こしているのか推理し(ここが大事!)次々と手を打って行く手際の良さは見ていて感心してしまいます。
コンピューター診断をしてデータを書き換え、パーツは丸ごと交換、これは果たして「修理」なのでしょうか? もちろんそういう車ばかりになっていく時代の趨勢は理解できますが、ガソリンに火をつけ爆発させピストンを上下させてクランクを回して走る! ある意味、野蛮とも言えるこうした車やバイクが好きな人も少数派とはいえ確実に存在するのです。数年後にはこうした車の新車販売は禁止される方向であると新聞で読みましたが時代に取り残されていく古き良きクルマ文化も引き継がれないのか・・・と思うと何とも寂しくなってきます。
技術はその人の死と共に消えていってしまうのですよ。

怪獣(個人的には1969年まで)造型というごく一部の、しかも世代の限定された文化はガソリン車同様、継承される事なく、この頃のムーブメントをリアルタイムで接した世代の死(2050年前後でしょうか?)と共に消えていくのでしょう。
それでいいし、またそうあるべきだとも思います。

PCのデータで立体を起こすなどというバカな話にはついていけません。
粘土で手をぐちゃぐちゃにし、時にはナイフで指を血まみれにしながら、なぜ思うような形にならないのか、煩悶、苦闘して形になっていくものこそ本来素人であった我々が手作業によって作り上げてきたガレージ文化であり、生きている間は守らなければいけないものなのです。
posted by omantaworld at 22:58| Everyday Life | 更新情報をチェックする